銀行員のみなさん。突然ですが、毎日履くあなたの革靴、キレイに磨けていますか??
こんにちは。ブロ銀です。
近年、ビジネスカジュアルの流行によって銀行員の服装も昔に比べ、だいぶカジュアルになってきました。
しかし、そうはいっても銀行員は皆さまのお金を扱う公共性の高い職業であり、まだまだスーツスタイルに革靴で出勤している方も多いのではないでしょうか。
私は銀行員として、これまで多くの経営者やビジネスマンと関わってきましたが、優秀な方に共通する「あること」を感じています。
それは、
ということです。逆に言うと、靴がボロボロなのに優秀なビジネスマンに出会ったことはほとんどないです。
この記事を読んでいる読者の皆さま… あなたの革靴はきちんとメンテナンスできているでしょうか?
この記事では、なぜ革靴は磨いた方が良いのか。その理由についてお伝えします!!
銀行員が靴磨きをするべき理由
営業成果に直結するから
私自身が若手営業マンだったころ、いまでも忘れられない「靴磨き」の重要性を痛感する出来事に出会いました。
私が2ヵ店目で新規開拓に注力していた際に出会った新規先の社長さん。
その方は地場の優良企業の社長であり、取引獲得に受け力を入れて訪問を繰り返していました。その中で、運転資金の調達の話が浮上し、願ってもないチャンスと資金提案を行ったところ、条件面のまったく同じ競合他行にコンペで敗れるという結果となりました。
どうしても納得がいかず、後日その社長あてに他行調達となった理由を尋ねると、
最後まで迷ったんだけど、最後の決め手は営業マンの身なり。特に革靴がしっかりと磨かれているか。自分の商売道具を大切にできるのは細かい気配りができる証拠だからね。申し訳ないけど…。
その返答を聞いた時に愕然とするとともに、とても恥ずかしい思いをしたことを覚えています。確かに当時の私はまだ若く、細かい身なりに気を使いきれていませんでしたし、収入も少なかったので革靴も少ない数で履きまわしていました。
イタリアには
その人が履いている靴は、その人の人格そのものを表すものである
という諺があるそうです。
その諺の通り、足の先まで手入れが行き届いていれば、細部にまで気を配れる人、仕事においても丁寧にこなすことができるという印象を与えられると考えます。
逆に靴がボロボロなら、ずぼらな人、細部まで気にする余裕のない人とマイナスな印象を与えてしまうのだと痛感しました。
それ以来、心を入れ替えて、靴がすぐに傷み汚れないよう複数の靴を購入し毎週末は靴磨きの時間をつくるようにしています。
周りに好印象を与え自分に自信が持てる
私自身、先ほどのエピソードを経験し靴磨きの重要性を痛感した人間ですが
あなたの周りに常に靴をピカピカに保てている人間はいるでしょうか?おそらくそこまで多くはないはずです。
そんな中で、ふと足元を見ると誰よりもピカピカに磨かれた靴が目に入ります。そこから漂うのは圧倒的「清潔感」です。「清潔感」=「好印象」の構図は言わずもがなかと思います。
見た目に関してよく言われるのは、髪型、爪、靴など先端を美しく保つことが重要であるということです。
逆に言えば、靴をきれいにするだけであなた全体の印象を一気にアップさせてくれると思います。
仕事に対するモチベーションが上がる
朝起きて「銀行に行きたくない…」「憂鬱だ…」と出勤前に家からでるのが億劫になることはありませんか。
私は何度もあります。笑
しかし、そんな時でもふと玄関にたたずむ自分の手で磨き上げられたピカピカの靴を見ると、なんとなく不思議なもので「あの靴を履いて仕事に行きたくなる」気持ちにさせてくれます。
なんなら、特に根拠はないけど謎に自身が湧いてきたり、たとえ重たい案件があったとしても、「前向きに立ち向かおう」とそんなポジティブな気持ちにさせてくれるのがキレイな靴の力だと思います。
そういった意味で靴磨きは仕事に対するモチベーションアップの効果があると感じています。
全体的な身だしなみが洗練されてくる
私の経験上ですが、靴を大切にしている一方で、スーツはボロボロ…みたいな人はあまり見たことがありません。
これは、自分の革靴に気を遣い始めると、これまで気にならなかった靴下との合わせや、パンツの裾の処理、全体的なサイズ感、ベルトとの色合わせ、スーツとの相性など自身の身なりが徐々に気になり始める好循環が生まれるからだと考えます。
靴を磨くことは、洗練された銀行員、ビジネスマンへの第一歩であると考えています。
革靴が長持ちする
靴磨きはただの美観の問題だけでなく、革靴を長持ちさせるために非常に重要なメンテナンス作業です。
靴磨きを怠ると、革が劣化します。革は天然素材であるため、乾燥や湿気、外部からの汚れにより痛みやすいです。
また、靴磨きを怠ると靴の型崩れやインソールの劣化なども問題となります。結果、適切なフィット感が失われ、ソールが変に摩耗したりする可能性もあります。
一方で適切なケアを適切な頻度で行うことで、革は持ち主に応えてくれます。良い靴であれば数十年履き続けることができます。
実際に私が10年前に購入した靴も全く問題なく使用できています。もはや仕事における相棒的存在です。
安いものを適当なケアをして短期間で履きつぶすよりも、自分の気に入った靴をしっかりとメンテナンスしながら履いていった方が良くないでしょうか。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「たかが靴磨きじゃないか」と思われる人がいるかもしれません。私も若いころは実際そうでした。
しかし、実は「靴」ほど自分が思っている以上に他人に見られているアイテムはないです。「オシャレは足元から」という言葉が代表するように、足元、つまり靴は他人の目を集めるポイントとなります。
まずは騙されたと思って一度靴をピカピカに磨いてみてください。
きっとあなたの人生が好転し始めると確信しています。
ではまた。
コメント